ターク

前回のブログ
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タークというフライパンについて
ニューヨークに住んでいる時に出会って一目惚れして今でも愛用しているフライパン。
道具屋に並んでいて全部の形が違う 調べると職人が一つ一つ手打で仕上げているそうで これはズゴイ つなぎ目もないんです。惚れますね。ドイツ人らしい実直で完璧な仕事、この一枚で感じます。
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日本で唯一の公式正規代理店から購入してます。
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ZAKKAWORKS
こちらのキッチンツールも世界から集めていてかなりすごいものいが揃っています。社長がまた素敵な方で・・・これはまた別の機会に
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『深い緑に囲まれた山あいの工場からは、今日もフライパンを叩く音が聞こえてきます。
熟練した鍛冶職人のアルバート=カール・タークが1857年にターク社を創業。 鉱山のあるルール地方、ドイツの鉄製品製造の中心地に工場を構え、代々技術を受け継ぐ職人によりクラシックなフライパンを作り続けています。 鉄の塊(銑鉄)を真っ赤に熱し、何度も叩いて成形した鍛造のクラシックフライパンは強靭でつなぎ目のない一体型のため、適切なお手入れをすれば半永久的にご使用いただけます。(ZAKKAWORKSのHPから引用)』
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かっこいいですね!惚れ直しました。
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オープンして3年目 油もしっかり馴染んで油を引かなくても肉や魚を焼き上げられるようになりました。
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鉄のフライパンであり伝熱性が優れています。
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一度熱くなると温度が下がりにくいため 鶏肉などは冷えた状態で油を引き皮目から温度を上げながら焼き上げ 当店のおんぼろガス台でも熱伝導がいいので均一に焼けます。皮目がパリッとなったらひっくり返して少し(30秒位)焼いて火を止めてそのまま置きます。余熱でしっかり火が入りジューシーで美味しいチキンステーキの出来上がりです。(焼いたフライパンにバターを1さじ、酢を少々、醤油を少しいれるとたまらないソースになります)

美味しそうでしょう!
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イワシなんかニンニクと一緒にじっくり焼いて フェンネルなんかを加えてレモン絞ると 最高な一品になります。
最近イワシの値段高いでけど
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家で使う分にはいいのですが
オープン当初は使うのに苦戦しました。
忙しくなるとなかなか熱くならないフライパンにイライラしてしまうんです。
そして熱が下がらないから目を離して熱くし過ぎて火を弱めても この状況ではコントロールできないです。
レストランには向いてない でも沢山買ってしまった・・・
悩みましたね。
今ではしっかり使いこなしています。
肉に火入れをし過ぎたり甘かったり難しいものですね 最初はなんでも。諦めなくてよかった(一度倉庫に全部しまいましたが・・・)
今では魚も肉も野菜のタークだけで火入れしています。(柔らかい魚や白子はテフロン加工が便利)
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今日も肉を焼きます。
肉が大好き。
本日は
黒毛和牛
津軽鴨
千葉の鹿
匠の大山鶏
なんかがいい感じです。
楽しいですね!